新刊『Q&A 報酬・料金の源泉所得税 ~事例解説から税務調査まで~』刊行
- 新刊情報
- 2014年8月 6日 公開
源泉所得税は、給与所得や退職所得など対象分野が多岐にわたり、その全体像を理解することは容易ではありません。その中で、弁護士や税理士などのように一定の資格を有する人に支払う業務の対価、またプロスポーツ選手やファッションモデルなどのように一定の業務に従事する人に支払う業務の対価など個別的に定められている報酬・料金等の所得があり、これらの報酬・料金等については、一定の税率によって源泉徴収を行うこととされています。また、報酬・料金等の源泉所得税は、税務調査においても常に重点的に適否を検討される分野でもあります。本書は、報酬・料金等の源泉所得税に関する実務的な取扱いに焦点をあて、源泉徴収義務者が的確に課税の要否を検討し源泉徴収義務を正しく履行できるようわかりやすく解説しています。
●報酬・料金の源泉所得税の取扱いを分類・整理してQ&A形式(150問)によりわかりやすく解説。
●いわゆる「士業」への報酬などをはじめとして、報酬の役務内容が理解しやすいよう解説。
●税務調査に関連して、指摘への対応、加算税・延滞税の賦課や計算、告知処分や時効、事前照会制度などについても解説。
●事前通知や質問検査権、税務調査手続きなど、国税通則法に関連する分野を網羅。
●巻末資料として、〔源泉徴収を要する報酬・料金の概要〕をはじめとする、関連法令・資料等を収録。
- 2,500 円 (本体価格:2,315 円)
- 久川 秀則 著
- 352ページ / A5判
- 2014年8月8日
- ISBN :978-4-7547-2140-4