新刊『税務調査を法的に視る(改訂版)』刊行
- 新刊情報
- 2016年8月17日 公開
平成23年の国税通則法改正が施行されてから、少し時間が経過しました。同改正により税務調査手続が法定化され、「法律による行政」あるいは手続的保障原則(租税法律主義の具体的な要請)といった、憲法の理念から本来行われるべきであった「法定な税務調査」が行われる時代が到来したのです。本書は、そのような改正の機会を契機として、国税当局も「法的な税務調査」にシフトしてくるので、納税者側に立つ税理士の先生がこれに対応できる技術を身につける必要があることを説かねばならないと考え、しかし「わかりやすい」だけでなく「使える」手引書をご提供したいと思い、筆をとったものでした。今回改訂をするにあたり、初版刊行後に変わった部分には手を入れました。平成26年の行政不服審査法改正(異議申立てが廃止され、不服申立てが一元化されました)や、不服申立てや訴訟の統計データ、判例などです。
- 1,500 円 (本体価格:1,389 円)
- 木山 泰嗣 著
- 180ページ / B6判
- 2016年8月18日
- ISBN :978-4-7547-4416-8