新刊『ハイドアンドシーク 2』刊行

『ハイドアンドシーク 2』
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国税調査官・和田と敏腕経営コンサルタント・三浦の国際的租税回避を巡る終わりなき闘いの第二幕が今、開く――。

インドネシアに国際協力事業団の専門家として派遣されることになった和田。この地で三浦と運命の再会を果たす。英国、インドネシア、シンガポール、日本を舞台に繰り広げられる国際的租税回避の攻防。
「租税回避はビジネスの常識。法を犯していない限り、何も悪いことではない。権力には屈しない」 三浦の言葉に憤る和田。 「法を犯していなければ何をしてもよいと言うのか。自分だけよければという行動は許せない。租税回避で失われた財源は、結局、弱者、一般国民が負担することになる。それでよいのか」
正義とは何か、租税回避は是か否か、アジアの新興国とどのように関わっていくか――新興国における日本の税務協力の足跡を辿るとともに、インドネシア税務総局の仲間との心の交流を描きながら、国際的租税回避の深層に深く切り込むハイドアンドシークの物語が再び始まる。

  • 2,376 円 (本体価格:2,200 円)
  • 伏見 俊行 著
  • 376ページ / 四六判
  • 2019年5月14日
  • ISBN :978-4-7547-2680-5