知的財産をめぐる国際税務

表紙画像: 知的財産をめぐる国際税務

著者 久 隆太 著
書籍カテゴリー
刊行日 2008年4月17日 刊行
ISBN 978-4-7547-1481-9
ページ数 / 判型 448ページ / A5判
定価 税込3,666円(本体3,333円+税10%)

本書の内容

特許権や商標権、意匠権などの工業所有権、ノウハウやデザイン、ブランドといった知的財産の国際間取引は増加の一途にある。本書では、これまで税目別に論じられることが多かった知的財産の国際間取引をめぐる税務上の取扱いについて、源泉所得税、法人税、消費税の各税から総括的に解説。また、知的財産をめぐる国際的二重課税を排除する相互協議の状況および論点についても詳細に解説。

特色

◆知的財産をめぐる国際税務を分かりやすく解説した唯一のガイドブック。
◆知的財産をめぐる国際税務のガイドブックとして、学生のみならず、税理士、弁理士などの専門家の方々や、企業及び税務当局で実務に携わっている方々の役に立つよう編集。
◆これまで税目別に論じられてきた知的財産について、源泉所得税、法人税、消費税の観点から総括的にアプローチ。
◆弁理士を想定した分かりやすい構成と解説。国際税務に接する機会の少ない弁理士に向け、源泉所得など税務の基礎から順を追って解説。
◆近年、とみに注目されている移転価格税制における知的財産の取り扱いや国際的二重課税を排除する相互協議の状況、論点について詳しく解説。

主要目次

序 章

第一編 知的財産の概要
第一章 知的財産に対する各アプローチ
第二章 知的財産の価値評価
第三章 使用料
第四章 製造機能の海外移転

第二編 知的財産と源泉所得税
第一章 源泉徴収制度
第二章 知的財産の譲渡に係る源泉所得税
第三章 使用料に係る源泉所得税
第四章 源泉課税の論点
第五章 使用料に係る国際的二
第六章 源泉課税に係る相互協議重課税の発生と排除

第三編 知的財産と法人税・消費税等
第一章 知的財産と法人税
第二章 知的財産とタックス・ヘイブン対策税制
第三章 知的財産と消費税

第四編 知的財産と移転価格税制
第一章 移転価格税制の概要
第二章 知的財産と移転価格税制
第三章 知的財産とその所有概念
第四章 知的財産取引に係る移転価格算定方法
第五章 知的財産取引に係る移転価格課税の執行
第六章 移転価格課税に係る相互協議
第七章 事前確認
第八章 費用分担契約
第九章 まとめ

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