海外勤務者をめぐる税務(平成22年版)
著者 | 三好 毅 著 |
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書籍カテゴリー | 所得税関係 |
刊行日 | 2010年2月25日 刊行 |
ISBN | 978-4-7547-1680-6 |
ページ数 / 判型 | 536ページ / A5判 |
定価 | 税込3,562円(本体3,238円+税10%) |
本書の内容
本書は海外勤務者に発生する税務上の問題を中心とし、人的役務の提供事業の対価や来日外国人の給与、報酬に対する源泉徴収について解説するとともに、具体的事例のQ&Aを加えて解説した一冊。
特色
★第1章・第2章では「海外に勤務する日本人」、「勤務のために日本に来ている外国人」の税務に関する課税条件・課税方法・計算方法等を図表や計算例を用いて分かりやすく解説。
★海外勤務者が「居住者」である場合に発生する恐れのある国際間での二重課税の問題について、「居住者である海外勤務者の外国税額控除」を新たに加え、その制度について詳しく説明。
★第3章では第1章・第2章の解説を実務担当者の目線に沿って具体的事例・判例を用いてQ&Aで方式で解説。
★付録では、「租税条約による所得別の特例の概要一覧表」・「租税条約に関する届出書」(各種)を掲載
主要目次
第1章 海外勤務者をめぐる税務
一 居住者と非居住者との区分
二 国内における住所の有無の判定
三 1年以上の居所の有無の判定
四 租税条約の締結国の相手国の居住者
五 海外勤務者に対する我が国での課税所得の範囲
六 海外勤務者に対する我が国での課税方法の概要
七 給料,賞与に対する我が国における課税方法
八 給料,賞与等に対する外国における課税の概要
九 退職金,退職年金に対する課税方法
十 利子に対する課税方法
十一 配当に対する課税方法
十二 不動産の賃貸料に対する課税方法
十三 土地等の譲渡による所得に対する課税方法
十四 海外勤務者の確定申告
十五 海外勤務者と住民税
第2章 来日外国人の給与,報酬に対する源泉徴収
一 居住者と非居住者との区分
二 来日外国人に対する我が国での課税所得の範囲
三 来日外国人に対する課税方法の概要
四 来日外国人の給与,報酬に対する源泉徴収
五 国内に恒久的施設を有する非居住者又は外国法人に対する源泉徴収
の免除
第3章 海外勤務者をめぐる税務に関するQ&A
〔第1 海外勤務者関係〕
〔第2 来日外国人の給与,報酬に対する源泉徴収関係〕
〔付 録〕