法人税法の解釈と計算

表紙画像: 法人税法の解釈と計算

立ち読みする

著者 鈴木 豊 著
書籍カテゴリー 法人税関係
刊行日 2012年2月29日 刊行
ISBN 978-4-7547-1864-0
ページ数 / 判型 240ページ / B5判
定価 税込2,724円(本体2,476円+税10%)

本書の内容

法人税法の計算と実務への適用にあたっては、適用の仕方によって法人税額が異なることから、法人税法の租税法上、法人税法の法規上における解釈を厳密に行う必要があります。本書は租税法上、法人税法上の解釈方式を、条文解説、計算問題ケース、判例・裁決例ケース、実務ケースを網羅してその理解を正確に深めることをねらいとした、法人税法の基本的な解説書です。

特色

○租税法上の諸原則と法人税法上の諸原則を分かり易く要約しています。 ○必要不可欠な法人税法の条文を分かり易く解説しています。 ○法人税法上の重要項目の計算問題を、過去の公認会計士試験、税理士試験を参考に再現し回答しています。 ○実務で頻繁に発生する解釈上の問題を、重要な判例・裁決例を用いて分かり易く要約しています。 ○実務処理で判断の困難な法人税法上なじみのある取扱いケースを、分かり易く要約しています。 ○受験生、学生、実務家に分かり易い構成にしています。   租税法と法人税法の相互関係  法人税の法規の解説  判例・裁決例のケースの要約とポイント  計算ケースの回答  実務ケースの考え方のポイント

主要目次

第1章 法人税法と租税法原則
 第1節 租税の意義と租税原則
 第2節 租税法の構造と租税法一般原則
 第3節 租税法律主義の原則
 第4節 租税法解釈・適用の原則

第2章 法人税法計算原則
 第1節 企業会計依存の原則
 第2節 資本取引・損益取引区分の原則
 第3節 確定決算主義の原則
 第4節 実質課税の原則
 第5節 行為計算否認の原則
 第6節 損金計算原則
 第7節 益金計算原則
 第8節 法人の設立と納税義務者
 第9節 法人税法の3つの課税原則と基準の関係

第3章 益金の計算
 第1節 益金の認識と測定
 第2節 棚卸資産の通常の販売取引
 第3節 委託販売取引
 第4節 割賦販売取引
 第5節 工事の請負
 第6節 その他の取引
 第7節 固定資産の譲渡収益
 第8節 受取配当金等の益金不算入
 第9節 その他の益金

第4章 損金の計算
 第1節 損金の認識と測定
 第2節 給 与
 第3節 交際費等
 第4節 寄附金
 第5節 租税公課
 第6節 貸倒損失
 第7節 資産の評価損
 第8節 その他の損金

第5章 棚卸資産の計算

第6章 有価証券の計算

第7章 固定資産の計算
 第1節 固定資産
 第2節 借地権

第8章 繰延資産の計算

第9章 引当金・準備金の計算

第10章 圧縮記帳の計算

第11章 国際課税の計算

第12章 税額計算・申告・納付

関連書籍

表紙画像: 役員と使用人の給与・賞与・退職金の税務(令和7年版)役員と使用人の給与・賞与・退職金の税務(令和7年版)

中津山凖一 / 有賀文宣 / 吉田行雄 / 鈴木博 / 福住豊 / 糸賀定雄 / 森高厚胤 共著

2025年3月 6日 発売

オンラインブックショップで購入

表紙画像: 減価償却の実務 重要点解説(四訂版)減価償却の実務 重要点解説(四訂版)

小松誠志 編著

2025年2月20日 発売

オンラインブックショップで購入

表紙画像: Q&A税務上の評価損の実務事例集(第4版)Q&A税務上の評価損の実務事例集(第4版)

成松洋一 著

2025年2月21日 発売

オンラインブックショップで購入

表紙画像: Q&A遺言・遺産分割の形態と課税関係(三訂版)Q&A遺言・遺産分割の形態と課税関係(三訂版)

渡邉正則 著

2024年12月 6日 発売

オンラインブックショップで購入