相続トラブル解決事例25
著者 | 高橋 安志 著 |
---|---|
書籍カテゴリー | 資産税関係 |
刊行日 | 2016年2月26日 刊行 |
ISBN | 978-4-7547-4408-3 |
ページ数 / 判型 | 126ページ / A5判 |
定価 | 税込1,019円(本体926円+税10%) |
本書の内容
「相続」は「争族」と置き換えられるほど、トラブルになることが多い。そこで、本書は、税理士法人が実際に経験し、解決した事例を中心にQ&A方式で分かりやすく解説。
主要目次
第1章 相続トラブル解決事例25
① 母親とお母さんは違う?
② 相続が開始したら預金が下ろせなくなるって本当ですか?
③ 俺たちを捨てた女(母)の財産なんか欲しくない?
④ 兄が父の預金通帳を見せてくれません。どうしたら良いですか?
⑤ 後妻と先妻の子で遺産分割協議が長期間揉めています。預金を引出しできますか?
⑥ 後妻の相続に対して先妻の子は相続人ですか?
⑦ 後妻と先妻の子は親族ですか?
⑧ 父親の私たちへの愛情は3等分?
⑨ バツイチ同士の再婚で連れ子同士は、母との関係は兄弟?
⑩ 自宅の売却代金で兄が弟に代償金を支払います。代償分割、それとも換価分割ですか?
⑪ 半血兄弟姉妹の相続分は均等ですか?
⑫ 結婚している甥や姪を私の養子にしたいのですが、名字の変更は必ずしなければいけないのですか?
⑬ 法定相続分での共有登記は、遺産分割ですか?
⑭ 税務調査で指摘された、孫名義の預金は孫の物ですか?
⑮ 祖母が孫を養子にし遺言書では長男に全部相続させるとあります。遺留分減殺請求できますか?
⑯ 父の死亡で母親と同居約束で長男が財産を大半相続しました。債務不履行時は法定解除できますか?
⑰ 父の死亡で母親と同居約束で長男が財産を大半相続しました。債務不履行時は合意解除できますか?
⑱ 夫が死亡し、相続人は妻と夫の兄弟姉妹及び甥姪ですが、あげる分に差を付けたいのですが?
⑲ 既に死亡している長男の嫁は義父の財産の相続権がありますか?
⑳ 弁護士から分割協議書に代えて『相続分不存在証明書』で相続登記可能と聞きましたが税務上は?
㉑ 俺が財産の全部をもらうからな?
㉒ 母が次男に5百万円(5.5%相当)しか相続させないと遺言状を書いていました。問題が生じないでしょうか?
㉓ 父の死亡時に障害者である相続人が障害者手帳の交付を受けていません。相続税法上何か問題がありますか?
㉔ 父の宅地等に長男の妻の父が二世帯住宅を建築した場合、居住用の小規模宅地の特例を受けられますか?
㉕ おばの土地に姪の夫が二世帯住宅を建築した場合、居住用の小規模宅地の特例を受けられますか?
第2章 相続税はどのような税金?
⑴ 相続税はどんな場合に課税されるのですか?
⑵ 相続税はどのような財産に課税されるのですか?
⑶ 相続税はどのように計算するのですか?
⑷ 相続税はどのくらい課税されるのですか?
⑸ 相続財産はどのように評価されるのですか?(主な財産のみ)
第3章 相続財産は、誰に、どのように相続遺贈される?
⑴ 法定相続人と相続割合はどのようになっていますか?
⑵ 法定相続分と違う割合で相続(遺贈)させたい場合はどうするのですか?
⑶ 遺留分というのはどんな制度なんですか?
⑷ 遺言以外で相続人以外の者が相続財産を取得することはできないのですか?
⑸ 相続の承認・放棄・欠格・推定相続人の廃除とはどういうものですか?
⑹ 遺産分割の方法〈現物分割・代償分割・換価分割〉
第4章 相続税が過少又は過大と気がついた場合は?
事例1 相続税額が過少と気がついた場合
事例2 相続税額が過大と気がついた場合
巻末 参考法令等
【民法】
【戸籍法】
【国税通則法】
【相続税法】
【相続税法施行規則】
【相続税法基本通達】
【上記の逐条解説】
【国税不服審判所の裁決】
【商法】
【租税特別措置法施行規則】
第1章の文中における税法以外の法律的な会話は、あくまで相続税の相談を受けている最中に、相続税に関して重要な影響を与えるために税理士としての専門家的立場から行ったものでありますが、当然に「税法以外の法律的」相談報酬は弁護士法第72条の規定に則って受領はしていません。