歴史は語る、歴史に学ぶ -現代史考、武家政権考、古代史考-
著者 | 石坂匡身 著 |
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書籍カテゴリー | その他 |
刊行日 | 2025年4月 8日 刊行 |
ISBN | 978-4-7547-3314-8 |
ページ数 / 判型 | 192ページ / B6判 |
定価 | 税込2,200円(本体2,000円+税10%) |
本書の内容
かつては人生50年と言われた。それが80年となり、さらに、人生90年の世になろうとしている。人生は1回限りで終わるが、子や孫に血筋は引き継がれ、時代と共に一族の歴史が刻まれる。人々が集まり形成する社会、国も、時代とともに歴史が刻まれる。時々の盛衰の因には時代が異なっても共通するものがある。本書では、現代史から見える幾つかのこと、武士政権が語ること、古代天皇への2つの疑問を提示した。「歴史は繰り返す」、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言われる。未来を予測することは難しいが、歴史には、時代の流れ(時勢)、それに伴う盛衰、その中で如何に対処すべきかのヒントが潜んでいる。「歴史は語る」、従って、「歴史に学ぶ」ことは大切である。
主要目次
第1部 現代史考─現代史から、今、何を学ぶか
1 日本が勝つ見込みのない日米開戦に至ったのはなぜか
2 太平洋戦争敗北で日本が失ったもの、得たもの
3 わが国が戦後に経験したインフレ、昨今のデフレから学ぶもの
4 日本に食糧危機は起こり得る
5 財政再建はなぜ必要か
6 日本の現状への不安、時代の変わり目
7 民主主義と資本主義の将来
8 人口増加から減少へ、人類の未来
9 地球環境問題は解決できるか
第2部 武士政権考─頼朝の創始、家康の完成、今に残るもの
1 武士の出現
2 平清盛政権
3 源頼朝政権
4 頼朝没後の鎌倉幕府の盛衰
5 その後の武士政権
6 武士政権の本質、世界の現実
第3部 古代史考─古代天皇の実相
1 神武東征、欠史8代天皇の実相
2 神功皇后の新羅征討と応神王朝
3 継体天皇考
4 古代女帝の時代はなぜ生まれたか
あとがき
古代天皇系図