国税速報バックナンバー
平成20年12月11日(第6035号)
税務解説
-図解による要点解説- 出向・転籍の税務(第16回) 出向に係る退職給与の負担調整の取扱い / 税理士 永田金司
退職給与は、一般的に退職の際に退職給与規程に基づいて退職者に支給されるものだが、出向者に対しては出向元法人との雇用関係が継続していることから、出向者が出向元法人に復帰して退職した場合に出向元法人において、退職給与を一括して支給するのが一般的である。このことから、出向者が出向先法人において勤務した期間に係る退職給与の負担の問題が出向元法人との間で生じる。
今回は、「出向元法人と出向先法人とが負担調整する場合」「出向元法人が全額又は一部を負担する場合」の取扱いについて、Q&Aをまじえて解説する。
税務解説
資本的支出と修繕費 / 編集部
固定資産を取得してその用途に供した後においても、その固定資産を入れ替えるか廃棄するまでの間には種々の費用が投下されるが、この費用について税務上、資本的支出となるか修繕費となるかについては、納税者と当局で見解が分かれることが多い。
両者の区分について考える。
会計解説
5分でわかる最近の会計学 No.13 企業会計原則の陳腐化と概念フレームワーク
/ 弘前大学人文学部 准教授 柴田英樹
タックスナウ
- 平成21年度の税制改正に関する答申~税制調査会から~
- 源泉所得税の改正のあらまし~日パキスタン租税条約関係~
- 法令違反等事実発見への対応に関するQ&A~会計士協会から~
- 新起草方針に基づく監査基準委員会報告書の公表~日本公認会計士協会~