中企庁が中小企業再生支援協議会における新たな再生支援手法の導入を行うことを公表
- 2008年10月 6日 公開
中小企業庁、中小企業再生支援協議会における 新たな再生支援手法の導入
中小企業庁は、金融庁が金融検査において資本とみなすことができるDDSの要件を金融検査マニュアル等で明確化したことを受けて、各都道府県に設置した中小企業再生支援協議会の再生計画策定支援において、協議会版「資本的借入金」を用いた再生支援手法を、10月3日から活用することとした。
中小企業の自己資本充実策の支援に向けた「金融検査マニュアル」等の一部改定について(金融庁)
金融庁は10月3日付で、「金融検査マニュアル」、「保険検査マニュアル」及び「金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕」の改定を公表した。この改定は、「安心実現のための緊急総合対策」に「中小企業の自己資本充実策の支援」が盛り込まれたことに伴い、企業の借入金を「十分な資本的性質が認められる借入金」へと条件変更した場合には、金融検査において当該借入金を資本とみなして資産査定を行うことができる旨を明確化するために行われた。